資金調達にファクタリングを使いたいが、どんな会社を選べばよいか分からず躊躇しているという人もいるのではないでしょうか。
今や多くの企業などが資金調達に使っているファクタリング会社ですが、残念ながら中には違法・悪徳な会社もあります。
そうした所に引っ掛かってしまわぬよう、今回ここでは安心して利用でき、信頼できるファクタリング会社の特徴をご紹介していきます。
ファクタリング利用を躊躇しているという人は、ここの情報を参考にして選んでみてください。
まずは手数料などを確認しよう
そこが安心して利用できるファクタリング会社であるかどうかは、まず手数料を見て確認しましょう。
相場としては、2社間ファクタリングの場合は5%~20%、3社間ファクタリングは1%~10%というのが一般的です。
基本的に、費用が回収できなくなるリスクが低いことから、3社間ファクタリングの方が手数料相場が低い傾向にあります。
これらを大きく超えるような所、あるいは大幅に下回る所は疑ってみた方がよいといえます。
また、支払う手数料が諸経費などが全て含まれている料金かどうか明記しているかも確認しましょう。
一見手数料が安いように見えても、諸経費などが別になっていて使ってみると思わぬ費用がかかることがあります。
そうしたユーザー目線の記載をしてくれているかどうかも、信頼性を量る指針の一つといえます。
運営歴や運営会社も要チェック
次に見るべき点は、運営歴や運営会社という点になります。
日本においてファクタリングは近年急速に普及してきた業界の一つで、流行り初めの2015年前後には多くの企業が参入しました。
一般的に、それ以前から現在に至るまでファクタリングサービスを提供している所は、そうした流行りに乗る前から地に足を付けた経営でサービスを提供している所である可能性が高いです。
ただ、運営歴が短いから一概に悪いという訳でなく、比較的新しいファクタリング会社の中にも信頼できる所は多くあります。
いわゆる大手企業やそのグループ企業がファクタリング会社に参入しているケースも少なくなく、そうした所はバックがしっかりしていることがほとんどです。
償還請求権がないかどうかも要確認
そのファクタリング会社が、償還請求権がないかどうかも要確認の項目になります。
償還請求権とは、売掛金が回収できなくなってしまった際に、ファクタリング会社がサービス利用会社にその金額を支払うよう請求が可能であるという権利のことをいいます。
優良ファクタリング会社であれば、利用者が安心して使えるよう償還請求権はなしにしている所がほとんどです。
償還請求権があるファクタリング会社の場合、売掛金が回収できなくなった場合にサービス利用者が補償しなければならないという金銭的な負担に加え、信用情報に傷が付いてしまう場合もあります。
さらに、償還請求権があると実質的には売掛金を担保とした貸付とみなされてしまい、違法取引と判断されてしまう可能性もゼロではありません。
安心してファクタリングを使いたいと思ったら、必ず償還請求権の有無を確認するようにしましょう。
以上に挙げた特徴に加え、優良ファクタリング会社を見つけるには様々な角度からの情報確認が大事になります。
資金調達までのスピードは速いか、実際使った人の評判はどうなのかなど、総合的に見て自分の頭で判断することが大事になります。
ホームページを隅から隅まで見て、電話などで不明な所があるなら聞くなど、分からない点を無くすようにしましょう。
本当に信頼できそうなファクタリング会社を見つけて、ビジネスに有効活用することが大切になります。